LiBz Tech Blog

LiBの開発者ブログ

エンジニアが企画に興味を持つと素敵な世界だと思う

はじめに

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はじめましてリブのCTOの水上です。CTOっていうと日本語に直せば「最高技術責任者」なんですが、「技術」よりも「ものづくり」が好きだったりします。
もちろん技術は今まで出来なかったことが出来るようになったりものづくりの幅が広がり、私自身の「ものづくり」の基本となっているので大好きです。
ものづくりが好きなので企画も自分でやります。「ものづくり」の中で「企画」はディレクターが担当したりあまりエンジニアが触れない部分でもあるかもしれませんが、エンジニアも企画した方が良いという思いもありリブではエンジニアが企画する事を推奨してます。
今回はエンジニアが企画する上でのメリデメや企画も行えるようにするstepを書いていこうと思います

エンジニアが企画するメリット・デメリット

エンジニアの中で企画をすることのメリットとデメリットをまとめます。 メリット・デメリットとありつつ、エンジニアが企画するのはメリットのほうが多いかなと考えてます。

メリット

  • 技術視点での企画が出来る
    • 新しい技術が出た時に素早く企画に入れられる
    • 新しい技術により、今まで不可能な事が実現する事もある
  • 開発中に気がつく細かい修正点にエンジニアが気が付きやすい
  • データからの分析での企画まで一貫して行える
  • 企画の時点で工数見積ができるため、早く施策を試すことが出来る
  • エンジニアの仕事がリリースではなく、施策を成功させるに変わる
    • 作った施策の結果に興味が湧く
  • 企画時に分析視点の考慮ができ、リリースしたあと、このデータ取れない!!が減る

デメリット

  • 開発する時間が減る
    • 特に企画はじめはなれないため大幅に開発工数を削ぐことになる
  • 色々な人としゃべらないといけなくなる
    • 地味にめんどくさい・・・
  • アイデアベースの話になると苦手・・

全員が企画しないといけない?技術だけやりたいんだけど・・

上記に書いたデメリットにあるように開発大好き!技術大好き!な場合、企画やれと言われても開発時間減る!・・ってあると思います。
その場合、基本は技術メインにしつつ。企画のアイデア出しなどの時に技術視点で○○も出来るよ!といった技術視点でのアイデアベースで参加するのが良いかと思います。

エンジニアが企画?どこから始めればいいの?

個人的に自分の経験から以下のようなstepを踏みながら企画に入っていきました。
各stepをこなせるようになったら次のstepに進んでいきます。

step1:企画を理解する

開発依頼がくる企画に対してしっかり理解する事が最初の1歩です。
最低でも以下の2つのポイントはエンジニアでも理解できて説明出来る状態を目指します。

  • 企画の目的/どんな課題を解決するためのもの?
  • 成功か失敗のKPIは何??

step2:企画を良くする

企画の大枠を理解したら、エンジニア視点で企画を良くすることができないか?を提案・考えます

  • 分析はすぐ出来る状態にするためにデータが取れる状態にはなっているか?
  • 技術的には○○なんかも出来ますよという提案をする(企画にアドオンで機能の提案)

step3:企画を変える

検証を早く行うため、より開発工数が短く検証出来る方法を企画内容の変更含めて提案する

  • 企画の中で開発工数かかるわりに効果がうすそうなものを削らないかの提案
  • より早く検証出来るような仕様変更を提案する(企画の目的は変えない)

※開発工数を短くする理由は↓にて。

tech.libinc.co.jp

step4:企画の結果を分析する

リリースしたあとの分析をしてみましょう。

  • うまくいったのか?/うまくいってないのか?
  • それはなぜか?原因を探る
  • 企画の改善点はあるか?

step5:自分で企画→開発→リリース→分析を一貫してやってみる

まずはわかりやすいUIやUX改善を考えてみましょう。自分でプロダクトを触る中で気になる点などをまとめてここ「変えたい」と提案しましょう
簡単な例

  • ボタンの色を変える
  • 文言を変える

step2の結果を分析できるか?という視点も重要です。上記のような簡単な例でもABテストや分析方法を考えてリリースしましょう。

最後に

私自身、最初は技術屋で画像圧縮のアルゴリズムやディスプレードライバーなど、今のWEB業界とは関係ない所で仕事をしていました。
その後、WEB業界に入り、自分が企画したものを開発してユーザに提供する。ユーザからの反応がデータですぐ見える所に衝撃を覚え、以来ものづくりの現場にずっといます。
一度企画に興味ない方も企画の目的や何の課題解決しようとしているのかの視点で見てみて下さい。ただの開発から「もっとこうしたい」が生まれてより開発が楽しくなると思います!!